不動産大好きRのブログ

リノベーションの解説や不動産の事、たまに食べ物や音楽など好きなことを書いてるブログです

これからの中古住宅リノベーションを考えてみる

私が不動産業界に携わって30年になります。

新築至上主義が、少し中古住宅や中古マンションへシフトしたのを感じ始めて10年ほど経ちました。

中古の住宅やマンションを購入して、リノベーションをするというのはここ四国ではまだまだ普及してません。

リフォーム代が不明瞭なことや、リノベーションを検討しているうちに物件が売れてしまうということや、融資の承認に時間がかかり結局諦めることもありました。

 

では今の中古物件の流れはどうなってきてるのか?

 

リノベーションやリフォーム工事が施された完成物件を求める方が、圧倒的に多いです。

f:id:r-s-nishi-nihon-h:20211128180957j:plain

汚い中古住宅を見てリノベーションできれいになるのはわかるが、想像できないのが一般の方々です。

既にリノベーション工事が済んで売り出していると、新築の建売と一緒の感覚で、間取りとかの自由度とかはないが、すぐに見て購入が可能というのは気軽でいいです。

 

今は10年前と比べて、中古住宅はリフォームかリノベーションが行われているのが当たり前で、そうしていないと売れない時代に入ってきたと言えます。

そんな中でお客様と接してよく耳にするのが、

「完成時は綺麗なのは分かるが、工事中や、工事前はどうなったのか?」

また、

「どういう経緯でこういうリノベーションになったのか?」

などの完成までのプロセスを詳しく知っておきたい。

そういった要望がある事がよくわかりました。

 

f:id:r-s-nishi-nihon-h:20211129170322j:plain

 

f:id:r-s-nishi-nihon-h:20211114210341j:plain

f:id:r-s-nishi-nihon-h:20211128181822j:plain

そういった要望に対応したリノベーション工事済物件を今後は求められるんだろうと思います。

私が携わる物件は以前からその姿勢は貫いてます。

今後もそうしていくつもりです。

 

物件の販売に至る経緯やコンセプト、その家の歴史、間取りの理由、値段の根拠や安心安全の保障等々、ちゃんと明示できるところで買う方が増える、そんな気がしてます。

 

東方でのリノベーション物件もかなりの方に見ていただきましたが、やはりこのブログ等でしっかり工事経緯も見てる方が多く、安心して購入できそうとの声は頂きました。

次回のプロジェクトも動き始めましたが、今まで以上に丁寧に多くの情報を提供していきたいと思います。

 

このブログは日々の何でもないことや、不動産の仲介物件の解説、リノベーションのアイディアや施工事例、不動産購入の知識を増やすためのお話等々幅広く、また好きな音楽の事や本などもテーマで書いております。

ダイレクトにメールお問い合わせはこちらへ→sakamoto@nishi-nihon-h.com

記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)

 

NO.376 367days in a row

 

ブログランキング・にほんブログ村へ