世の中では「家を買う」or「賃貸で住む」の賛否はよくあります。
また、「新築」or「中古」も賛否は同じくあります。
今回は「戸建」or「マンション」どっちがどっち?
のことについて触れてみたいと思います。
そして地方の中核都市、我々の現在住む松山市で考えてみたいと思います。
戸建購入検討者の考えやその理由をみてみましょう。
戸建てを考えてしまう地域性
今まで私は新築・中古マンションは 高松市、丸亀市、明石市、福山市、松山市で販売してきました。いわゆる地方都市ですね。
こういうエリアはどこもそうですが、圧倒的に都会と比べて戸建て購入という考えが中心です。
先ずは公共交通機関の便があまりよくないので、車が必須。そうなると駐車スペースが2台は確保したい!そうなると戸建てに考えが行きます
確かに電車やバスの利便は良いとは言えません、車での通勤を余儀なくされると一家に2台も車は必須かもしれません、特に愛媛県は自動車保有率が高い県でもあります。
土地の単価が都会と比べるとはるかに安価
今でこそ新築で家土地購入が3500万円を超えてきた松山ですが、都会ではこの倍くらいは金額は致します。都会とは給料が違うとはいえ手に入れやすいのかもしれません。
土地は裏切らない、広い土地を持つことがステイタスでもあるという考えの年配者も多い
国土が狭くて平地の少ない日本、平地を少しでも広く持つことはある意味何かの時でも助かる、土地は金額の上下が少ない安心した資産の一つと考えている人も多いです。
マンションは宙に浮いているというスタンスの地方銀行の考え
地方銀行では分譲マンション、特に中古マンションを購入する際の住宅ローンについて消極的で、ある銀行は41年から購入希望の築年数を引いた残りが借入年数と計算する銀行もあります。
つまり築20年の中古マンションを購入する際は41年-20年=21年なので、返済年数21年でしかローンは組めません。
理由は一つの敷地に複数の世帯があり、その土地・建物は一つの物ではなく共有なので、いわば地に着いたものではなく宙に浮いてるものだとも言っておられました。
松山市もなかなかの田舎具合です。
さらに
戸建て購入とマンションと比べて良いところ
ペットを飼いたい、もしくは飼っているがマンションは制限がある
確かにマンションは共同生活、大型犬や多頭飼いは出来ないところがほとんどです。
間取りや家のデザインも自由なのが良い
注文建築の場合、外壁の色や間取り、使用する住宅設備も自由に選べるのが醍醐味ですし、満足度も高いと言えます。
庭が欲しい、一国一城の主になった気分だ
庭で家庭菜園、駆け回る子供はあまり今は無いけれども、ある意味住宅営業マンの殺し文句になってますね。平成時代は通用しますが、令和になるともう死語ですが...
以上の理由がよく聞きます。
ではマンションは地方は圧倒的に少ないけど売れていないの?
また人気が無いのでしょうか?
マンション購入者にはマンション購入するためのいろんな理由があります。
次回はそのあたりをまとめてみます。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
NO.492